「セミナーにはたくさん参加しているのに、なぜか患者さんに結果を出してあげられない…」
「治療技術はあるはずなのに、他院との差別化ができていない気がする…」
「どのくらい勉強すれば、自費診療で通用する技術が身につくのかわからない…」
多くの先生から、このようなお悩みの相談をいただきます。
接骨院・鍼灸院で月商100万円稼ぐ治療技術の真実!3年継続・1万時間・90秒B&Aの衝撃基準

こんにちは、治療院成功塾を主宰しています作尾大介です。
先日、治療院成功塾で月商100万円を安定的に稼いでいる会員の先生方を分析したところ、興味深いデータが見つかりました。
成功している先生方は全員、以下の条件を満たしていたのです:
- 同じ治療法を 3年以上継続して学習
- 累計学習時間1万時間以上
- 90秒以内でBefore & Afterを出せる
- 10人中9人に同じ再現性のある効果
これらの基準は、「超一流になるのは才能か努力か?」著者:K・アンダース・エリクソン
の本にも書かれている「1万時間の練習量」と一致しています。

エリクソンの研究では、世界クラスの演奏家は20歳までに1万時間以上の練習を積んでいることが明らかになっています。
詳しくまとめました。
興味のある先生はぜひこのブログを最後までお読みください。
治療家は治療ができなければ飯は食えない
まずいラーメン屋さんが流行らないように、施術ができないようでしたらやはり治療院に患者さんは集まりません。
武道の世界には「千日(せんじつ)の稽古をもって鍛(たん)となし、万日(まんじつ)の稽古をもって錬(れん)となす」という言葉があります。これは宮本武蔵の『五輪書』(1645年頃)に記された修行の心得です。
これを治療技術の習得に当てはめると:
- 千日(約3年)= 初級レベル(基礎技術の習得)
- 万日(約27年)= 上級レベル(応用・指導可能)
スポーツ心理学者のダニエル・コイル著『才能を伸ばすシンプルなルール』(2014年)によると、技術習得には「深い練習(Deep Practice)」が必要とされています。
単に時間をかけるだけでなく、意図的で集中的な練習が必要だということです。
実は、私自身も空手を15年以上続けましたが、3年でようやく基礎が身についた程度でした。

治療技術も同じことが言えるのではないでしょうか。
自費診療で通用する技術習得の現実的なタイムライン

治療院成功塾の会員の先生方の学習履歴を分析すると、以下のような学習パターンが見えてきました。
1年目:基礎技術の理解と練習
・月1回のセミナー参加(年12回)
・技術練習:週2回、各2時間(年約200時間)
・臨床応用:毎日の診療で意識的に活用
2年目:技術の精度向上と応用
・継続的なセミナー参加(年12回)
・技術練習時間の増加(年約300時間)
・患者さんへの説明スキル向上
3年目:技術の完成と差別化
・継続的なセミナー参加(年12回)
・指導者レベルの技術習得(年約500時間)
・90秒B&Aの安定的な実現
累計学習時間:約1,000時間(最低ライン)
ただし、月商100万円レベルの先生は1万時間以上の学習を継続していることが分かりました。
セミナージプシーが治療技術習得に失敗する5つの理由
理由1:技術不足・知識不足(継続期間が短い)

失敗パターン:
・3ヶ月〜6ヶ月、ひどい時は単発のセミナーで新しい技術に乗り換える
・基礎をおろそかにして応用技術に飛びつく
・練習時間が圧倒的に不足している
これではいくら経営手法を学んでも、リピート率や売り上げは安定しません。
成功している先生の共通点:
・同じ技術を最低3年継続
・基礎技術を徹底的にマスターしてから応用に進む
・毎日の診療で意識的に技術練習を実施
当たり前のことではありますが、施術家の仕事は「施術」です。
マズイラーメン屋さんが流行らないように、施術で一定以上の結果を出せないようでは経営は安定しません。
理由2:人間性の欠如(患者さんとの関係性構築ができない)
技術だけでは患者さんは来院し続けないのかもしれません。
地域との関係性構築の具体例:
・商店への挨拶回り(300軒×3回)
・定期的なイベント開催(肩こり・腰痛無料解消講座)
・社会活動の継続(地域清掃、祭りへの参加)
・地域との関係性醸成(最低3年継続)
成功している先生に共通していることは、相手の立場に立って考えることができることです。
自身が地域密着の仕事をするなら、自分から積極的にアクションを起こすことで地域の方から支持されるようになります。
理由3:患者さんを不安にさせる(治療効果を下げる環境要因)
不安要因の除去チェックリスト:
・先生の見た目(清潔感、服装)
・院内・外観の整理整頓(5S活動)
・オペレーションの構築(迷わせない動線)
・受付スタッフの常駐(女性スタッフ推奨)
・迷わせない道案内
自費診療の治療院はキタナシュランではダメです。
患者さんの立場に立って、安心して施術を受けることができるように隅々まで掃除をして、整理整頓を心が蹴ることが大切です。
理由4:患者さんを不快にさせる(基本的なサービスの欠如)

不快要因の排除:
・予約の取り違い防止システム
・整理整頓の徹底
・スタッフ・院長の対応研修
・臭いや騒音対策
・コミュニケーション能力の向上
これに人間性に関係することです。患者さんの立場に立って提案することが大切になります。
理由5:患者さんに考えさせる(脳の負担を増やす環境設計)

行動経済学者のダニエル・カーネマンは『ファスト&スロー』(2011年)で、人間の脳は無意識にシンプルな選択を選ぶ習性があると説明しています。
これは「認知的容易性(Cognitive Ease)」と呼ばれる現象です。
考えさせてしまうNG例:
・席はどこに座ればいい?
・靴はどこに置けばいい?
・荷物はどこに置くといい?
・治療室から出ていいの?
・次はいつ来院すればいい?
・どうなったらゴールなの?
これらの迷いが、患者さんの不安とストレスを生み出している可能性があります。
90秒B&A(Before & After)が治療院の差別化を生む理由
なぜ90秒なのか?
人間の集中力に関する研究では、短時間の情報処理が最も効果的とされています。認知心理学者のジョージ・A・ミラーの研究(1956年)では、人間の短期記憶容量には限界があることが示されています。
90秒B&Aが重要な理由:
1. 患者さんの集中力の維持:短時間での変化体験が最も印象に残る
2. 記憶への定着:短時間での変化は強烈な印象を与える
3. 口コミ効果:「90秒で変わった」という驚きが拡散される
4. 差別化要因:ほとんどの治療院ができない技術レベル
自費診療で治療院を運営するなら、最低でも短時間でB&Aを出せるくらいのレベルは必要です。
90秒B&Aの具体的手順

検査→治療→検査の流れ:
Before(30秒):
・客観的にわかる検査(関節可動域、筋力テスト)
・VAK(視覚・聴覚・体感覚)でわかるもの
・患者さん自身が変化を実感できる検査
治療(30秒):
・1つの主訴に集中した施術
・派手なパフォーマンスより確実な効果
・患者さんが理解できる説明付き
After(30秒):
・Beforeと全く同じ検査を実施
・変化を患者さんと共有
・次回治療の必要性を簡潔に説明
これが成功している先生に共通して、短時間で患者さんの心を掴む流れになります。
見出し:治療院成功塾のセミナーで90秒B&Aを体験した先生の声
かじやまち熊本鍼灸整骨院 柔道整復師・鍼灸師 小竹翔太先生

「本日も学び機会を与えてくださりありがとうございました。治療について気づきが多く、成長できると感じました。改めて「痛み」に固執していると感じました。
作尾先生に指摘された通りで、体の変化があると反応してしまい、患者さんのお悩みを聞き逃していたことが5回リピート率の悪さにつながっていると感じました。
グループセッションでもあった「中庸」を意識し、来週からの臨床につなげていきます。」
小竹先生は90秒B&Aを習得後、新規患者さんの継続率が78%から94%に向上したそうです。
坂本台整骨院 鹿児島県 柔道整復師 児玉寛成 先生

今回初めてプレスリリースについて学ばせていただきました。
とても私にとっては新鮮な内容で、実践に結びつけていきたいと思いました。
今まで全く手をつけていなかったことを少しずつ広げていけたらと思っております。
貴重な講義をありがとうございました。
10人中9人に再現性を出すための日々の練習方法
なぜ90%の再現性が必要なのか

治療技術に再現性がなければ、それは「運」や「たまたま」になってしまうかもしれません。
医学研究における「エビデンスレベル」の概念でも、再現性の高い治療法ほど信頼性が高いとされています(日本医療機能評価機構『Minds診療ガイドライン作成の手引き』2017年版)。
再現性90%がもたらす効果:
・患者満足度の安定化
・口コミの質的向上
・紹介率の向上(満足した患者さんは必ず紹介する)
・治療院の信頼性確立
このような効果があり、リピート率に深く影響します。
真の治療技術とは10年かけて築くもの

月商100万円を稼ぐ治療家の絶対条件:
① 3年以上の継続学習 – 最低ライン、できれば10年
② 1万時間の累積練習 – 質と量の両方が重要
③ 90秒B&A – 患者さんに即効性を実感させる技術
④ 再現性90%以上 – 安定した治療結果の提供
⑤ 説明能力 – 患者さん・医療者への的確な説明
これらをクリアすれば月商100万円は達成可能だと考えています。
接骨院・鍼灸院の技術向上を最短でサポートする治療院成功塾

治療院成功塾では、3年継続・1万時間・90秒B&Aを実現するための具体的なカリキュラムを用意しています。
「技術セミナーに参加しても結果が出ない」
「同じ技術を3年も続けられるか不安」
「90秒でB&Aなんて自分にはできそうにない」
そんな時には治療院成功塾のサポートがきっとお役に立てると考えています。
もし、治療院成功塾に興味のある先生は[こちらからお問い合わせください]。
最後までブログをご覧いただき、ありがとうございました。
このブログをご覧の先生の治療技術が、患者さんの人生を変える力になることを心から願っています。
(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)
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