「あー、また行政の締め付けで請求額が下がった…」
「レセプトの返戻ってこんなにも多かったっけ?」
「3部位で請求していた時は良かったのになー」
最近は昔と比べると保険請求の金額も減ってきましたね。
レセプトの枚数は変わらないものの月商が減っているということは、労働力が増えたわりに時間給が下がったということになります。
今のまま保険に頼りっぱなしでは、年を重ねるにつれてさらに収入が下がっていきそうですね…
もし、そうなれば労働量を増やし収入をあげるしか方法がありません。
ただ、私たちも気がつけば30代〜40代…
若かった頃のようにガムシャラに仕事をこなし、無理をすると体を壊すことになるのです。
それでは何のために働いているのかわかりません…
おこがましくもこうしたお悩みを少しでも解決できればと思い、ブログを書いております。
ブログをご覧の皆様に少しでもお役に立てれば幸いです。
兵庫県小野市で自費診療のみで鍼灸整骨院を開業しています作尾大介です。
はじめまして、兵庫県小野市で自費診療のみの鍼灸整骨院、こころ鍼灸整骨院を開業しています作尾大介と申します。
最近は整骨院も自費診療を取り入れるところが増えてきましたね〜
先日、同業でベテランの先生と6時間にわたりサシ飲みをさせていただきました。
ご一緒させていただきました先生は、自費診療のみで予約が取れないほど人気がある整骨院を営んでいらっしゃいます。
「今は自費のことを何も考えず、保険だけで整骨院をやっていくのは無理やと思う」
「いまだに保険だけで、治療院がうまくいくと思ってる先生がおることに驚いたわ〜」
と、いう意見を聞いて、
「ですよねー」と、思わずかぶりをふりました。
私が下積みとして働いていた10年以上前には、流行っている整骨院は、待合室に患者さんが入りきらないほど行列ができることが度々ありました。
毎日80人以上の患者さんが来院され、汗をかきながら仕事をしていたことを思い出します。
当時は患者さん1人あたりの診療単価も良く。
開業したての先生もマッサージをしておけば整骨院は大繁盛。
その勢いで分院展開をしていく整骨院の経営者が沢山いました。
繁盛している整骨院の経営者は現場に出て施術をせず、従業員に任せているケースがほとんどでした。
経営者達は、ゴルフやお付き合いで顔は日焼け、喉は酒やけで羽ぶりの良い生活をしていました。
当時の整骨院経営者は痛風になることが多かったとのこと。
いい時代だったのですね〜笑
しかし、今は整骨院がコンビニの数を越えるほど増え、行政の保険に対する締め付けは強くなり、保険者からの回答書に頭を悩ますことが増えているとのこと。
こうした理由もあり、自費診療を取り入れていく整骨院が増えてきているのでしょうね。
自費移行は必要だと思っているけど、料金を上げて集客できる自信がないとお悩みの先生に
「施術費あげたら患者さんが来なくなるって」
「料金あげたら〇〇さんも来院できないと違うかな」
毎日来院なさる患者さんは自分の身内のように思ってしまうものですよね。
できることなら、今治療院に来院なさる患者さんを全て治してから施術費をあげたい。
こう考えて自費に切り替えれない先生はきっと優しい方なのですね。
ただ、こうした理由も保険者や厚生局にはまかり通りません。
わかり切ったことではありますが、健康保険制度は外傷にのみ適用されるのです。
これはいくら私たちが声を上げたところで、どうしようもない現実です。
このまま保険にばかり依存していたら、「部位転がし」や「嘘をついた負傷原因」に対する取り締まりはさらに厳しくなります。
しかし、暗い話ばかりではなく、こんな時代だからこそ自費に切り替えるチャンスもあります。
今だからこそ、整骨院が保険診療から自費診療に移行するチャンス
少しこのデータを見ていただきたいのですが、データから見ると柔道整復師は日本に62873人います。
さらに、データから推察すると増えて続けていくことになるでしょう。
それに加えて、年々保険請求の金額は下がる一方で、柔道整復師の年収は10年前と比べて300万以上さがりました。
これからも保険請求額は下がることが懸念されます。
このまま保険市場で何もせずにいると、売上は徐々に下がっていき廃業するか、捕まるかしか道は残されていません。
資格をとるために500万円以上のお金を支払い、3年間も専門学校に通い、休日は治療の技術や知識を身に着けるためにセミナーに参加してきた苦労の日々は、
レセプトに嘘を書いて、保険を請求するためだったのでしょうか?
さらに、最近の患者さんはネットや雑誌で保険のことについて十分に情報を知っていらっしゃいます。
ですので、ほとんどの方は健康保険で肩こりや腰痛を施術できないと理解していらっしゃるのです。
もし、健康保険で施術を受ける範囲を知らない患者さんがいらっしゃったのでしたら、
「外傷以外は健康保険の適用ができません」
とお伝えすることが正しい行いではないでしょうか。
今だからこそ保険という範囲にとらわれることなく患者さんを施術し、「ありがとう」と患者さんから感謝され、
国にも税金を納めて三方よしの治療院経営をする必要があります。
ここに関しては、これからもブログで詳しく書いていきますね。
私が保険診療をやめ、自費診療に切り替えた理由。
少し私のことも書かせていただきました。
自費移行の情報や知識だけが欲しいという方は読み飛ばしていただいても問題ありません。
私も5年前、保険診療から完全自費に切り替えたときは同じように悩みました。
「5000円以上のお金を患者さんは払ってくれるのかな」
「これで食えんようになったら、どうやって家族を養っていけばええんやろ」
当時は不安で仕方がありませんでした。
正直夜も眠れない日がありました。
そんな状態にもかかわず、保険をやめ、自費診療に切り替えたのには理由がありました。
当時私には3歳の長女と、長男を授かったばかりでした。
この子達が大きくなった時に
「パパの仕事はどんなことしてるの?」
と聞かれたら
「慢性腰痛や肩こりを保険で請求して、患者さんからは喜ばれてるけど、法律的にはグレーなことをしてるねん」
なんて絶対に言いたくなかったからでした。
私は柔道整復師、鍼灸師の仕事が大好きです。
施術の対価にお金をいただき、さらに患者さんから「ありがとう」と感謝される。
知識を深め、技術を磨き続けていくことで、毎日新たな気づきがある。
今でもこの仕事を志した時と同じように、やりがいを感じています。
さらに、昔から変わらず技術を磨くセミナーに出たり、知識を深めるため本を読むのが大好きです。
私と同じように治療や患者さんの喜んだ顔を見るのが好きな先生にこそ、自費移行で成功していただきたいと願っています。
これからも、自費移行を成功させる方法を発信していきます
これからも、保険診療をやめて自費移行で成功する、売上をあげる方法をブログで発信していきます。
自費移行に悩む先生のお役に立てれば幸いです。
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