「整骨院にスタッフを雇用するために面接をしたら、金髪にド派手な爪の方が来た」
「面接をすっぽかされた…電話をかけても無視される」
スタッフ雇用の際にこのような体験がありました。今となっては笑い話ですが…
整骨院のスタッフ雇用！優秀なスタッフだけを選別し、労力を極限まで減らす面接の方法
こんにちは、治療院成功塾を主催しています作尾大介です。
この度のブログでは整骨院でスタッフを雇用するときの面接方法について書いています。
私ごとで恐縮ですが、過去にスタッフ雇用のための面接で以下のような経験をしました。
・金髪やド派手な爪で面接に来た
・面接の約束をすっぽかされ、その後は連絡を無視される
・午後の診察時間（13時〜17時）の補助をお願いする方を求人に載せているのに、午前に働きたいという方が面接に来た
多数の方を一人一人面接するとなると、それだけでかなりの時間と労力を消費することになります。
また、面接では態度がよかったが、実際に働き始めると下記のような問題が発生しました。
・理由なく遅刻や早退、欠勤を繰り返す不真面目な方
・計算ができない方
・整骨院の規則を守らない方
「もうスタッフは雇用しない方がいいのかもしれない」と本気で考えた時期もありましたが、一人では整骨院の運営は困難です。
そこで、試行錯誤の末、面接の方法を見直しました。
その結果、面接の約束をすっぽかされたり、問題のある方が面接に来ることがなくなりました。
さらに、雇用後のトラブルもなくなりました。
では、どのように面接の方法を変えたのか？
その具体的な方法をブログにまとめました。
スタッフを雇用したいが何から始めたらいいかわからない。
あるいは、これからスタッフを雇用したいと考えている。
もしくは、過去にスタッフを雇用し、苦い経験をした。
そのような方々に、このブログがお役に立てると考えています。
ぜひ、最後までお読みください。
整骨院のスタッフ雇用の際に、面接のドタキャンを０にして、優秀なスタッフだけを面接する方法
整骨院で1日に何人もの患者さんを治療しながら、整骨院で働きたいという方を面接するのも時間と労力がかかります。
それにもかかわらず、面接時間を伝えて待っていると約束をすっぽかされることもありました。
また、面接をしてみると、午後から働いてほしいと求人に書いているにもかかわらず、午後は働けないという方もいらっしゃったのです。
こうなると、時間と労力だけが無駄になってしまいます。
ですので、求める人材だけを取捨選択し、必要な面接だけにするためには、面接までに応募のあった人材を選別する必要があります。
そのため、いきなり面接をするのではなく、一度履歴書を郵送してもらう。
あるいはPDFファイルでメール送付してもらうようにしました。
これにより、ドタキャンを防ぐことができます。
整骨院にスタッフを雇用する際に、面接で適正を判別する方法
準備をしたのち、実際に面接をする人を選別すれば、優秀な人材だけを雇用できるわけでありません。面接は30分以内で終わることがほとんどではないでしょうか。
しかし、30分の間で応募してきた方の人となりや、能力、やる気といったものを判断することは難しいです。
ましてや、出勤時間を守らない、計算ができない、コミュニケーションに問題がある方を雇用してしまうと、後々トラブルに発展することもあります。
さらに、今はハラスメントの問題もあり、面接の際の質問にも気を配る必要があります。
そのため、面接の前にアンケートを活用し、世間一般的なやり取りができるかを判断する必要があります。
ここまで面接前に取り組むことで、優秀な方を面接で選別できるようになります。
そして、面接は先生一人で行うよりも信頼できる女性スタッフ（雇用していない時には奥さんや身内に）に同席していただくことで、違った見方で評価していただけます。
この方法により、優秀な人材だけを雇用できる可能性が高くなります。
スタッフを雇用する際に、求人の募集が殺到する方法については以下のブログにまとめています。
そちらも併せてお読みいただくと、整骨院にスタッフを雇用する際にお役に立てると考えています。
整骨院でスタッフを雇用する際に、面接時のハラスメントに注意
面接で聞いてはいけないことについては以下の項目になります。
【民族や宗教、ジェンダーにかかわること】
このような項目があります。詳しく知りたい方は各地域の労働局のHPをご覧ください。
また受付スタッフを採用したなら、教育や有期雇用の設定について書いているこちらのブログも併せてお読みいただけると、お役に立てるかもしれません。
整骨院に優秀な人材だけを雇用する禁断の面接法
治療院成功塾の会員には、私が面接時に活用しているアンケートを共有しています。
実際にこの度ブログで紹介した面接方法を活用し、優秀なスタッフを雇用された先生の声を紹介させていただきます。
柔道整復師・鍼灸師 小竹先生 熊本県
貴重な学びになる機会をいただき、ありがとうございました。
おかげ様で4月1日からスタッフを1名雇用する事ができました。
これからはマニュアルの作成（まずはプロット）を進めていき、患者様の満足度向上につなげ、今後新たに入るスタッフがそのマニュアルを元に早期に人材化できる仕組みを作っていきたいです。
マニュアルを作成するにあたり、私自身が決めた内容を実践し、人としてプロと呼ばれる人材になりたいです。
他にもたくさんの先生が、この面接方法を活用して優秀なスタッフを雇用しています。
勘違いしてほしくないことは、ブログで「優秀なスタッフを雇用する」とありますが、高学歴の方や、たくさんのスキルを持った方を選別するということではありません。
受け答えができて、簡単な計算や、読み書きができること。
挨拶や返事、出したものを元の位置にしまう、といった常識的なことができる。
そして、間違えたら「すみません」と頭を下げ、反省できる。
このような方であれば問題ありません。
パソコンができないとか、患者さんの対応に慣れないといったときはコツコツと教えていけば、スタッフは育ちます。
何よりも、人を雇用し育てることによって、教える側の成長にもなります。
ですので、整骨院の面接では「常識的なことができるか？」ということに焦点を当てる必要があります。
整骨院で働きたいと面接を受けに来られた方を、少しづつ育てていくつもりで雇用すると、優秀なスタッフになる傾向があります。
整骨院のマネジメントを含む安定した経営のサポート
最後までブログをお読みいただき、ありがとうございました。
治療院成功塾では、
「これから安定した整骨院経営を実現したい」
「保険診療に頼らない整骨院を作りたい」
「この先何十年と続く治療院を目指したい」
そんな先生をサポートする活動をしています。
昨年は治療院成功塾のコンテンツを学んだ先生たちが、健康保険を活用することなく月商１００万円を稼ぎ続ける結果を出してました。
※詳しくはこちらの記事をご覧ください。
もし、治療院成功塾に興味がありましたら、LINEのQRコードを読むURLから私の方にメッセージをお願いいたします。
※治療院成功塾のサポートが気になる先生はこちらのブログをご覧いただけますと幸いです。
最後までブログをご覧いただきありがとうございました。
この度のブログが整骨院にスタッフを雇用したいとお考えの先生の、お役に立てれば嬉しく思います。
（監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介）
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