「この度、外傷以外は保険診療をやめて自費移行する覚悟ができました」
「自費移行のために院内の保険関連のステッカーを剥がしました」
臨床経験40年をこえるベテラン治療家が、外傷以外は保険診療をやめて、自費移行を決断するためにまずはあることに取り組んだのです。
整骨院の自費移行は役所や患者さんへの手続きの前に、まずこれだけをやればいい
こんにちは、治療院成功塾を主催しています、作尾大介です。
この度、臨床経験40年以上の先生(以下、H先生)が治療院成功塾に入会することになりました。
H先生は外傷以外は保険診療をやめるというコミットをされたのです。
整骨院を30年以上続けてこられた先生が、保険診療をやめるのはかなり勇気のいることだったと思います。
過去に私に相談をしてくださった先生の中にも
・外傷以外の保険診療をすべて自費診療に切り替えたい
・保険診療メインの整骨院を自費移行したい
・開業する時は保険診療に頼らず、自費診療の整骨院を作りたい
とおっしゃる先生はいらっしゃいました。
でも、行動を起こす先生はごく一部です…
ベテランのH先生が自費移行を実現するために、どんなことに取り組んだのか?
詳しくブログにまとめました。
もし、将来整骨院の自費移行をお考えでしたら、このブログがきっとお役に立てると考えています。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
整骨院の自費移行は”保険診療”に係る全てのものを捨てるだけ
ベテランのH先生は自費移行のために、まずどんなことを取り組んだのか?
H先生は、自費移行の方法をお伝えするセミナーにご参加いただいたのち、まず一番に
「保険診療取扱い」
「各種保険取扱い」
と書いた整骨院のステッカーや、ポスターを整骨院から処分されたのです。
看板の文字はパネルを使って見えないようにまでされていました。
後にH先生とお話をすると、
「これで自費移行を決断をするきっかけになった」
と、教えてくださいました。
これでもう後戻りはしない、これで自費移行を必ずやり遂げるという決意をされたのです。
「整骨院の自費移行は患者さんの権利を奪う」のか?
以前、整骨院の自費移行の件について、
「外傷の人はどうするんだ」
「患者さんの権利を奪っている」
ということをおっしゃる方がいました。
外傷の患者さんは保険取扱いの文字がなくなったとて、整骨院に問い合わせて来られます。
私の治療院は、田舎にあるからなのか?
外傷で来院なさる患者さんって月に1人くらいです。
ですので、外傷が来た時には保険診療で対応したら良いと考えています。
H先生は各種保険取扱いのステッカーやポスターなどを、院内からすべて処分しました。
次は院内の余分なものを処分すると、トラック1台分ぐらいの余分な荷物が出たと教えてくださいました。
整骨院から余分な医療機器や、来院なさる患者さんからは
「整骨院がとてもきれいになったね」
「とてもスッキリしましたね」
と、たくさんの喜びの声をいただけたと、ご報告をいただきました。
整骨院の自費診療の治療費は回転すしと小料理屋以上の差がある…それでも患者さん押し寄せる理由とは?
突然ですが、カウンターで握ってくれるおすし屋さん、鉄板でお肉を焼いてくれるステーキ屋さん。
もし、カウンターで握るおすし屋さんの椅子が安っぽいパイプ椅子だったとしたら。
おしぼりを置くところが100均のプレート。
荷物を入れる箱が100均のカゴだったらどう思うのか?
これだとやはり興醒めです。
ですので、高いサービス料金をいただくなら、それなりのしつらえにする必要があると考えています。
保険診療の価格帯は、ファミリーレストランや回転すしなどの価格帯です。
ですが、自費診療の価格帯は6,000円〜10,000円です。
つまり、高級レストランやカウンターで握ってくれるおすし屋さんぐらいのしつらえや、サービスが必要になります。
つまり、高級店としてのサービスやしつらえを求められます。
整骨院を自費移行する時はファミレスや回転すしのしつらえから、高級レストランやカウンターで握ってくれるおすし屋さんのしつらえにする必要があります。
ではまず、お金をかけずにできることは何か?
それは、余分なものをすべて処分することです。
自費診療の整骨院のしつらえは新たな設備の導入より、いらないものを処分するだけでいい?
電療をとるためだけに使っていた医療機器
物療で慰安のためだけに使っていた医療機器
余分な大型低周波やウォー⚪︎ーベッド
といったものはすべて患者さんの見えないところに持っていく、あるいは処分するだけで自費診療の整骨院の構造が出来上がります。
また、受付に置いてある余分なもの、待合室にある漫画、余分なスリッパ、テレビ、雑誌といったものも、予約制だと必要なくなります。
そういったものはすべて処分するだけで自費診療の整骨院が出来上がります。
また治療室の骨模型、解剖図などは患者さんの見えないところに持っていく。
それだけで院がきれいになります。
余分なものを処分すると院の雰囲気が変わり、来院なさる患者さんからも
「すごいスッキリしたね」
「片付いたね」
と、患者さんも院の変化を感じていただけます。
臨床経験40年以上のH先生はたった1ヵ月で自費診療の整骨院を作る行動を起こしました。
H先生のその後の経過につきましては、ブログや動画でもお伝えしたいと考えています。
まとめ
自費移行したいけどなかなかできないという先生は、簡単にできることとして
・各種保険取扱いのステッカーを剥がす。
・保険関連のものをすべて削除する。
これだけでも自費移行のきっかけになると思います。
この度のブログがお役に立てば嬉しく思います。
音声 https://spotifyanchor-web.app.link/e/nLme2sznRAb
今後、失敗をさける整骨院の自費移行や開業のサポート
最後に、私が主催しています治療院成功塾について紹介させてください。
治療院成功塾では
これから整骨院や鍼灸院を開業したい
保険診療の整骨院を自費移行したい
そんな先生方をサポートする取り組みをおこなっています。
この2年間で開業のサポートをさせていただいた先生が3人いらっしゃるのですが、3人とも短期間で安定した治療院経営を実現されています。
自費移行のサポートをさせていただいた先生も、外傷以外は自費診療で、整骨院の運営に成功しています。
自費移行や開業でお悩みでしたら、治療院成功塾のコンテンツがきっとお役に立てると考えています。
自費移行や開業でお悩みでしたら、LINEの二次元コードを読むURLから私の方に
「自費移行って一体どうすればいいの?」
「治療院成功塾って一体どんなサポートがあるの?」
ぐらいの軽い気持ちでメッセージをいただけたらと考えています。
最後までブログをご覧いただきありがとうございました。
(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)
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