「患者さんがリピートしてくれない…」
「口コミや紹介がなかなか増えない…」
「地域に根づいた治療院を作りたいけど、何から始めればいいかわからない…」
このようなお悩みを抱えている先生は、少なくないのではないでしょうか。
整骨院・鍼灸院のリピート率と口コミを増やす信頼構築の4条件|地域密着型の治療院経営を安定させる方法
こんにちは、治療院成功塾を主宰しています作尾大介です。
私は治療院成功塾を通じて、多くの整骨院・鍼灸院の先生方の経営をサポートしてきました。
その中で、安定した経営を実現している先生方には、ある共通点があることに気づきました。
それは、患者さんだけでなく、スタッフや地域の方々と深い信頼関係を築いているということです。
治療院経営は、まさにローカルビジネスです。
身近な方々と良好な関係を築いていくことで、リピート率が上がり、口コミや紹介が自然と増えていきます。
※ローカルビジネスとは、特定の地域に根ざして、その地域のお客様(患者さん)を対象にサービスを提供するビジネスのことです。整骨院や鍼灸院はまさにその代表例で、地域の方々との関係性が経営の土台になります。
では、そのために何が大切なのでしょうか?
今回は、私自身の経験から見えてきた「患者さんや地域の方々と信頼を高める4つの条件」をお伝えします。
もし先生が、治療院経営の安定を目指しているなら、ぜひ最後までお読みください。
整骨院・鍼灸院の信頼構築【条件1】定期的に顔を合わせる関係をつくる
信頼構築の第一歩は、定期的に顔を合わせることです。
心理学では「単純接触効果」と呼ばれる現象があります。
これは、人は繰り返し接触する対象に対して、自然と親近感や好意を抱くようになるという心理効果ですわかりやすく言うと、「よく会う人ほど、なんとなく好きになる」ということですね。
この効果は、治療院経営においても大きな力を発揮します。
例えば、以下のような取り組みが考えられます。
- 地域の商店を定期的に利用する:近所のお店で顔なじみになることで、自然と治療院の存在が広まります
- 商工会議所や社会福祉協議会で寄付を行い、ミニコミ誌や通信等で紹介される:地域の活動に参加することで、先生の名前を目にする機会が増えます
- ブログや動画、SNSで顔を出して情報発信をする:画面越しでも「顔が見える」ことで親近感が生まれます
- イベント開催で地域の方々と交流を深める:直接会って話す機会をつくることで、信頼関係が一段と強くなります
ポイントは、患者さんだけでなく、地域の方々とも顔を合わせる関係を意識的につくっていくことです。
「あの整骨院の先生、よく見かけるな」
「あの鍼灸院の先生、地域の活動にも参加しているんだ」
このように先生のことを思い出してもらえる接点が増えれば増えるほど、いざ体の不調が出たときに「あの先生に診てもらおう」と想起される可能性が高まります。
整骨院・鍼灸院の信頼構築【条件2】応援したくなる情報発信と行動をする
2つ目の条件は、人が思わず応援したくなるような行動をしていることです。
先生は、SNSで「いいね」を押したくなるのはどんな投稿でしょうか?
多くの場合、それは社会のためになる活動や、誰かを助けるための行動ではないでしょうか。
整骨院・鍼灸院の先生方にとっても、以下のような取り組みが「応援される力」を生み出します。
- 社会活動を定期的に行っている:地域の方の役に立つ情報発信や地域貢献の活動
- 有益な情報を発信している:体の痛みや不調に関するブログ、動画、SNS投稿(投稿が誰かの役に立つものであること
- 地域のお店やスポットを紹介している:地域全体を盛り上げる姿勢
- 社会的弱者を支援する活動をしている:高齢者や障がいをお持ちの方への支援
このような活動を続けていると、先生のことを「思わず誰かに紹介したくなる」という心理が働きます。
また、今は体に不調がない方でも、何かあったときに
「あの先生に治療してもらいたい」
と想起される見込み客が増えていきます。
これは、治療院経営における大きな資産です。
整骨院・鍼灸院の信頼構築【条件3】感動する体験を提供し続ける
3つ目の条件は、患者さんに「また来たい」と思っていただける体験を提供することです。
ディズニーランドのアトラクション、高級ホテルのおもてなし、忘れられないほど美味しかった料理。
このような体験をすると、人は自然と「また行きたい」と記憶に刻まれます。
医療分野でも、患者満足度と信頼の関係を研究した論文があります。
医療分野でも、患者満足度と信頼の関係を研究した論文があります。Sha Liu et al.(2021)が中国の公立病院で1,696名の患者さんを対象に行った調査研究では、患者さんの満足度が信頼を介してロイヤルティ(継続来院)に影響することが示されています。
つまり、良い体験は「また来たい」という行動に直結するのです。
ただし、高級料理店の技術も、ディズニーのサービスも、心温まるおもてなしも、一朝一夕でできるものではありません。
どの業界にも、何度も研鑽された技術と知識があります。
治療院経営においても同じです。
治療技術と経営の勉強を両輪で、高いレベルで研鑽し続けることが大切です。
治療技術だけでは患者さんに良い体験を届けられませんし、経営の知識だけでは体の不調を改善することができません。
どちらが欠けても、患者さんに感動していただける体験は生まれないのです。
整骨院・鍼灸院の信頼構築【条件4】適度な自己開示で患者さんとの距離を縮める
4つ目の条件は、適度に自己開示をすることです。
心理学では、自己開示が対人関係における信頼構築に重要な役割を果たすことが知られています。
また、自己開示には「返報性」があることも研究で示されています。
つまり、先生が自分のことを話すと、相手も自分のことを話してくれるようになり、相互の信頼が深まるのです。
治療家としての顔だけでなく、父親としての顔、夫としての顔、プライベートの顔など、患者さんが普段目にすることのない先生の個性は大きな魅力になります。
特に効果的なのは、先生の失敗談や過去の体験です。
ブログや動画では、正論をそのまま伝えるよりも、「先生自身や、先生の身近な方の失敗談として語る」ことで、読者の心に響きやすくなります。
- 先生自身が辛かった経験
- 過去の未熟だった頃の話
このような話を適度に共有することで、患者さんや地域の方は先生に親近感を覚え、応援したいという気持ちが生まれます。
プロフィールや過去の生い立ち、ストーリーを語ることで、自己開示は可能です。
自己開示を通じて、患者さんとの距離を自然と縮めていきましょう。
整骨院・鍼灸院の信頼構築4条件を実践して治療院経営を安定させる
ここまで、信頼を高める4つの条件をお伝えしてきました。
- 定期的に顔を合わせる関係をつくる
- 応援したくなる情報発信と行動をする
- 感動する体験を提供し続ける
- 適度な自己開示で距離を縮める
この4つに本気で取り組むことで、整骨院・鍼灸院の経営は安定に向かいます。
ただし、大切なことがあります。
この4つは、常にインプットとアウトプットを繰り返し、実践し続けなければ実力は身につきません。
「自分はできている」と思った瞬間に、それ以上の成長は止まり、そこから少しずつ後退が始まります。
だからこそ、一緒に学び続ける仲間の存在が大切です。
もし先生が、治療院経営の安定を本気で目指しているなら、治療院成功塾がお手伝いさせていただきます。
開業前の準備から自費診療への移行まで、あらゆるステージの先生方を徹底サポートしています。
今回お伝えした内容が、先生の行動のきっかけとなり、少しでもお役に立てれば幸いです。
最後までブログをお読みいただき、ありがとうございました。
先生の治療院経営の成功と、先生の健康を心よりお祈りしております。
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参考文献・出典
- Zajonc, R.B. (1968). “Attitudinal effects of mere exposure.” Journal of Personality and Social Psychology, 9(2, Pt. 2), 1–27.
DOI: 10.1037/h0025848
https://psycnet.apa.org/record/1968-12019-001 - Altman, I., & Taylor, D.A. (1973). Social Penetration: The Development of Interpersonal Relationships. New York: Holt, Rinehart & Winston.
- Sprecher, S., Treger, S., Wondra, J.D., Hilaire, N., & Wallpe, K. (2013). “Taking turns: Reciprocal self-disclosure promotes liking in initial interactions.” Journal of Experimental Social Psychology, 49(5), 860–866.
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S002210311300070X -
Liu, S., Li, G., Liu, N., & Hongwei, W. (2021). “The Impact of Patient Satisfaction on Patient Loyalty with the Mediating Effect of Patient Trust.” *Inquiry: A Journal of Medical Care Organization, Provision and Financing*, 58.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8040618/
監修
治療院成功塾 主宰 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介











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