「先生の説明って本当にわかりやすい」
「初めて整骨院の治療に納得した」
問診を練習すると、患者さんから喜びの言葉をいただく機会が増えてきます。
まだ知られていない、整骨院のリピート率が高い先生が取り組んでいること
こんにち、治療院成功塾を主催しています、作尾大介です。
先日ある先生から
「自費診療に変えて新規患者さんのリピート率が下がりました…どうすればいいでしょうか?」
「新規患者さんのリピート率が3回目から悪くなります…
何か改善できる方法はないでしょうか?」
といった問診に関する相談がとても増えてきました。
ですので、この度は問診の上達法についてブログにまとめさせていただきました。
もし、整骨院の問診でお悩みでしたら、このブログがきっとお役に立てると考えています。
ぜひ、読んでみてください。
問診は聞くだけでいいのか?整骨院業界で成功している先生の特徴を分析
話は変わりますが、私は今でもいろんな治療法の勉強会に参加しました。
治療以外にも、経営の勉強会やパソコンの技術、アプリの使い方を学ぶ勉強会にも参加してきました。
最近はタクシー運転手の免許を取るために、教習所にも通っていました。
そこで生徒の立場になり、人気の先生の特徴を考えてみました。
業種は違えど人気の先生に共通していることは、難しいことをわかりやすく伝えてくれる先生だと思います。
例えば、
・難しいコンピューターの専門用語
・マーケティングの難しい言葉や法則
・デザインの構成
・プログラミング言語
そんな難解なことも私たちに分かるよう、噛み砕いて伝えてくださいます。
そして、各個人のレベルに合わせて、受講者がハラ落ちしやすいように、例えばなしを交えて説明してくださるのです。
そんな人気の先生の授業やイベントはいつもすぐに席が埋まります。
それとは反対に、素晴らしい経歴や学歴を持つ講師の先生だとしても、わかりにくい授業や頭ごなしにマウントしてくる先生の授業はあまり人気がなかったりします。
数々の先生の授業を体験して、気がついたことがありました。
それは、人気の講師の特徴を真似れば、問診に活かせることです。
今後、整骨院で患者さんから求められる問診とは?
整骨院に初めて来院なさる患者さんは、ほとんどの方が緊張されています。
そんな時に分かりにくい言葉で症状の説明や、施術方針を説明すると患者さんを混乱させてしまうことになります。
それでは、いくら技術を研鑽をしてきたとしても良い施術になりません。
問診では
・笑顔や声かけで患者さんの緊張を解きほぐすこと
・患者さんのペースに合わせたコミニュケーション
・患者さんが理解しやすい言葉で会話をする
私はリピート率も高いベテランの治療家の先生から、上記3つのことを教わりました。
でも、すぐにできるようになったわけではありません。
患者さんに専門用語を使わず、施術の方針や症状を解説することは練習しないとできませんでした。
整骨院のリピート率を改善する問診の上達法
私が取り組んだ問診の練習方法が2つあります。
この2つの取り組みによって、整骨院のリピート率は大きく改善しました。
1 問診を上達させる方法は読み書きがポイント
専門用語を使わず、患者さんにわかりやすく説明する練習方法は、自分の伝えたい言葉を文章にすることでした。
例えば、肩こりについて説明する時に
「肩甲挙筋という筋肉が硬くなってるから肩こりがおこっています。
肩甲挙筋は肩甲骨上角についてるので、肩甲骨が硬くなった状態になるので肩がこるのです」
恥ずかしながら、昔はこんな説明を患者さんにしていました。
そこで一度、自分の問診を録音した後に文字に起こしました。
その後、文章にして専門用語を噛み砕き、誰でもわかるような文章にかえてカンペを作るようにしたのです。
誰でもわかるかどうかは、妻にお願いして文章の合否をいただきました。
その結果、問診中に「先生の説明ってわかりやすいですね」と嬉しい言葉いただくようになったのです。
一つ例に出すと
「筋肉が硬くなると血のめぐりが悪くなるので、肩の硬い筋肉を柔らかくしておきますね」
これぐらいの簡単な説明じゃないと患者さんには伝わりません。
専門用語を使わずに説明をするのはとても難しいことでした。
2 患者さんが想像しやすいものに例える
患者さんの症状を日常生活で意識しやすいものに例えて説明ができると、共感を得ることが可能になります。
例えば、自転車のチェーンを体の節々が痛いという症状の説明に使うなら。
「筋肉や関節が硬くなるのは、自転車で言うとチェーンが錆びてる状態とよく似てるんです。
チェーンが錆びてる状態でペダルを漕ぐとすごく力を使いますよね。
だからすぐ疲れてしまうのです。」
「チェーンに油をさして、スムーズに動くとペダルを漕ぐのも楽じゃないですか?」
「人の場合は、血が流れやすくなると、錆びたチェーンに油を指すような効果をうながせます。
今から体の硬くなった筋肉や関節を柔らかくして、血が流れるようになると体の節々も滑らかに動くようになりますよ」
このように、日常のものに症状を例えると、患者さんの頭の中でイメージできるようになります。
その結果、患者さんは
なぜ通院しないと治らないのか?
あと、何回治療を受ける必要があるのか?
日常生活ではどんなことに気をつければ良いのか?
といったことについても、先生の言うことを素直に聞いてくださる雨ようになります。
もしも問診についてお悩みでしたら、この度お伝えした2つのことをぜひ取り組むことをおすすめします。
これを開業前や自費移行前に練習していただければ、開業した時に患者さんがブースとしてリピートすると思います。
音声 https://anchor.fm/9870/episodes/ep-e1jp1df
今後、整骨院業界で失敗を避けるサポート
さいごに、私が主催しています治療院成功塾について紹介させてください。
治療院成功塾では
整骨院を開業したい
保険診療から自費診療に切り替えて整骨院を継続したい
そんな時のお役に立つコンテンツを提供しています。
もし開業や自費移行でお悩みでしたら、治療院成功塾で伝えているコンテンツや、同じように取り組んでいる仲間たちの実践してきた証明がきっとお役に立てると考えています。
「治療院成功塾って一体どんなことをしてるんだろう?」
「この動画で言ってることって本当?」
みたいな疑問がありましたら、LINEのQRコードを読むURLを載せています。そちらから私の方に気軽にメッセージをください。
この度のブログが問診でお悩みの先生方のお役に立てれば幸いです。
(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)
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