「自費移行をしてから施術と経営の勉強をしていると、妻が『実家に帰る』と言い出した」
自費移行をされた先生が青ざめた顔で相談してくださいました。
自費移行が失敗に終わる理由!保険診療から切り替えるときのポイント
こんにちは、治療院成功塾を主宰しています、作尾大介といいます
最近
・将来整骨院を自費診療で開業しようとお考えの先生
・保険診療から自費診療に移行しようとしている先生
から相談を受ける機会が増えています。
思い返してみると3年前からこういった質問や相談は増え続けている様に感じます。
そこで、この度は特に印象に残っている先生のお話をもとにブログを書かせて頂きました。
もし、整骨院の自費移行や、自費での整骨院開業をお考えでしたら、この度のブログがきっとお役に立てると考えています。
お時間の許す折にじっくり読んで頂けますと幸いです。
※この度は、私の経験から書かせて頂きました。ですので、少しマウントしているような表現があるかもしれません。
そこはどうか、過去の自分に指導していると思って読んで頂けますと幸いです。
開業や自費移行をする時はここがポイント
自費移行をしてから1年がたった先生から、青ざめた顔で相談を受けたことがあります。
その先生が言うには
「整骨院は今のところ安定したけど、妻が『実家に帰る』と言いだした」
とのこと。
詳しくをお話を伺うと、整骨院を自費移行することで頭がいっぱいで、家族やスタッフのことをないがしろにしてきたようでした。
その結果、ストレスが影響して先生自体の体調が悪くなりました。
そればかりか、収益も下がり、院を閉めることになったのでした。
失敗したケースから学ぶ、自費移行の時にやってはいけないこと
私が自費移行したときも不安でたまりませんでした。
「今まで1000円の施術費を7000円にして大丈夫かな…」
「家族や従業員を雇っていけるだろうか?」
といった不安を抱えながら仕事に没頭した故に、家族やスタッフとの関りが減りました。
その結果、自費移行をした1年後に妻やスタッフから
「仕事で大変なのはわかるけど、家庭のことはどうでもいいの?と思う時があった」
「院内の環境が急に変わって不安だった」
「あの時は、院長と話をするのも怖かった」
と告げられて、猛烈に反省したことを覚えています。
自費移行で整骨院を安定させ、家族やスタッフから応援される秘訣
自費移行や開業するときに一番初めに取り組むことは、家族やスタッフに
「整骨院の保険診療をやめて、自費診療に変える」
と、時間をとって話をすることが大切だと考えています。
私が自費移行の際に取り組んで良かったこと
ここは私が自費移行した時の話ですので、自費移行や開業の方法だけを知りたい先生は読み飛ばして頂ければと思います。
私が自費移行するときに家族やスタッフに
・なぜ、保険診療をやめて自費診療に変える必要があるのか?
・あるいは、どんな思いがあって自費移行するのか?
と、言った思いを伝える為に話し合いの時間を作って頂きました。
私の場合は、子供に嘘をつくなと育ててきたのに、負傷原因や施術録にうそを書くのが嫌で仕方がありませんでした。
嘘をついたお金で家族を養っていく。そこに強い憤りと葛藤を抱えて生活していました。
施術家とは体の不調で困っている患者さんを施術して「ありがとう」と言われる、凄くやりがいのある仕事だと思っています。
できることなら、子供が大きくなったときに施術家と言う仕事の楽しさを伝えたいと思っていました。
だから私は自費移行を決意した時にまず1番に家族に話をしました。
「整骨院の保険診療をやめるから、院の売り上げはきっと下がると思う。
もし生活費を入れることができなくなったら、アルバイトをしながらでもお金を入れるから」
と妻に約束しました。
その結果、
・仕事で帰りが遅くなる
・この1年間は休日もなくなる
・1年間だけ仕事を優先させてほしい
と、無理なお願いも心よく受け入れてくれたのです。
この時にしっかりと話をしておいて本当によかったと痛感しています。
家族やスタッフと整骨院を継続していくために
これまでの経験から、自費移行や開業の際は、まず一番に家族と相談して許可を頂くことが必要になると考えています。
これは私事で申し訳ありませんが、自費移行をできたことでコロナ禍でも安定した経営ができています。
自費移行に成功できれば、行政の動向や、コロナの影響を受けない整骨院を作ることが可能となります。
その結果、家族やスタッフにも喜ばれる整骨院経営が実現できると考えています。
最後に
私が主催させて頂いております、治療院成功塾では整骨院の自費移行や自費開業のサポートをさせて頂いております。
もし、自費移行や開業に不安があるときは、治療院成功塾で提供していますコンテンツがきっとお役に立てると考えています。
昨年はコロナ禍でも治療院成功塾のメンバー全員が自費診療の売り上げを倍以上にしました。
自費移行や開業でどんなことを学べばいいのかわからない時は、
「一体どんなことをしてるんだろう?」
「ブログに書いていることって本当かな」
くらいの軽い気持ちでご連絡をいただければ幸いです。
自費移行や開業にお悩みでしたら下記QRコードを読み取り、lineでメッセージを頂ければと考えています。
この度のブログが整骨院の自費移行や開業の際にお役に立てれば幸いです。
(監修 治療院成功塾主催 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)
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