協会けんぽから送られてきた「整骨院ご利用ガイド」を見ると、誰でも分かるように健康保険の取り扱いや、整骨院のかかり方が書かれていました。
協会けんぽもついに動いた!整骨院のかかり方を明記したガイドブック
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
治療院成功塾を主催しています、作尾大介です。
先日、私の治療院に協会けんぽから「正しくかかろう接骨院、整骨院ご利用ガイド」というリーフレットが届きました。
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3070/r141/
リーフレットには健康保険はどんな時に使えるのか、使えないのかを誰でも分かるようにイラスト付きで丁寧に書かれています。
私の修業時代(15年ほど前)は健康保険で肩こりや腰痛を施術する整骨院ばかりでした。
でも、今は協会けんぽからもこうして整骨院のかかり方について小冊子まで作り、コンプライアンスを伝えています。
今後、健康保険を頼らずに整骨院を運営するためにはどうすればいいのでしょうか?
ブログにまとめてみました。
もう皆知っている…整骨院で健康保険を使える症状
協会けんぽから送られてきた、「正しくかかろう接骨院、整骨院ご利用ガイド」を開いてみると…
法律に準ずることだけでなく、
整骨院のかかり方について
・痛みの原因をはっきりと伝えましょう
・健康保険が使えない場合があることを理解しましょう
・長期間痛みが続く時は医師の診断を受けましょう
・領収書は必ず貰いましょう
と書かれています。
柔道整復師は領収書を無料で発行することが義務付けられています。
また、医療費控除を受ける際に必要となります。
施術を受けたら必ず領収書を貰い、大切に保管しましょう。
施術日をカレンダーや手帳等に記入しておくなど、施術の記録を残しましょう。
と、イラスト付きでわかりやすく明記されています。
これを読めば小学生でも、整骨院は肩こりや腰痛では健康保険が使えないことが分かります。
ここまで徹底して整骨院のかかり方について対策をするということは、それだけ問題も深刻化していることが容易に想像できました。
今後、さらに市場規模が狭くなる中どうやって整骨院業界を生き抜くのか?
突然ですが、10月1日からは整骨院の受付で明細書の施行が義務付けられるとのこと。
これからは健康保険に頼った整骨院経営は確実に難しくなると考えています。
今までと同様に、もっともらしい理由を付けて肩こりや腰痛の施術を行い、健康保険を適用して請求した時点で不正になります。
地方厚生局の受領委任取り扱い中止相当にされた方々のページを見ると、5万円ぐらいで不正になっているケースや、受領委任の取り扱いを自分から取り下げた先生もいらっしゃいました。
たった5万円の不正で、柔道整復師の資格を取るために勉強してきたことや専門学校の費用、ご自身が投資された時間が水の泡になります。
今後の整骨院業界にもっとも適した集客と運営方法
5万円を自費診療で稼ごうと思えば、およそ施術費6,000円で8人の患者さんを施術すれば可能です。
自費診療を導入して経営努力を行い、施術の勉強をすれば1日8人の患者さんを施術することは難しいことではありません。
現在、これだけ整骨院の健康保険の取り扱いに対して締め付けが強くなりました。これからもさらに厳しくなると予想されます。
そして、スマホひとつで整骨院の不正が分かるようになりました。
厚生労働省の国民生活基礎調査を見ても、肩こりや腰痛で悩む方がたくさんいらっしゃいます。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/dl/04.pdf
ですので、外傷以外は全て自費に切り替えて、堂々と肩こりや腰痛、慢性痛の患者さんを集客すれば整骨院の経営は安定します。
私が自費移行や開業をサポートさせていただいた先生も、外傷以外は自費診療で全員が整骨院を運営しています。
自費診療に切り替えたあとは、どうやって体のことで困っている「患者さんに整骨院へ足を運んでいただけばいいのか?」
そこに技術や知識の向上と同様に注力すれば、整骨院の経営は盤石のものになります。
この度のブログが自費移行を考えている、外傷以外は健康保険を取り扱わないという先生のお役に立てれば嬉しく思います。
音声 https://anchor.fm/9870/episodes/ep-e1kvehj
整骨院の自費移行や開業をサポートしています。
私が主催しています、治療院成功塾について紹介させてください。
治療院成功塾では
いつか整骨院を保険資料から自費移行したい
外傷以外は自費診療で開業したい
といった先生方をサポートする取り組みを行っています。
昨年は2名の方が自費移行に成功しました。
そして、昨年開業された先生が3人いらっしゃるのですが、全員すでに損益分岐点を超えています。
それだけでなく、開業後、8か月で月商100万円を超える収益を安定して稼ぎ続けている先生もいらっしゃいます。
もし自費移行や整骨院開業をお考えでしたら、治療院成功塾のコンテンツがきっとお役に立てると考えています。
「治療院成功塾ってどんなことしてるの?」
「このブログで言ってることって本当?」といった質問等がありましたら、LINEのQRコードを読むURLを載せています。
そちらから私の方にお気軽にメッセージをください。
この度のブログがお役に立てれば幸いです。
(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)
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