整骨院を開業する時は「初めから自費診療で開業する」OR「 安定してから自費移行」どっちがいい?

自費移行した先生
自費移行した先生
自費診療で開業したら、余計なお金を使わずに済んだのに…
開業をお考えの先生
開業をお考えの先生
もっと早い段階で自費診療で整骨院を開業する方法を知りたかった

開業後に自費移行した先生とお話しした際に、さまざまな葛藤を教えてくださいました。

 

整骨院を開業する時は自費診療で始めた方がいい?それとも安定してから自費移行した方がいい?

こんにちは、治療院成功塾を主催しています、作尾大介です。

 

この度、ある先生から

「整骨院を開業しようと考えてるんですけど、最初は保険診療を導入して、経営が安定してから自費移行した方がいいですか?」

「それとも、最初から自費診療で開業した方がいいですか?」

という相談を受ける機会がありました。

この相談を受けることは今まで何度もありました。

現在、治療院成功塾に入会されている数名の先生からも、この相談を受けたことがあるくらいです。
※もちろん、保険診療を使うとしても不正を絶対しないことが前提です。

では、この質問の答えは?

昨年、治療院成功塾から開業された先生には

「最初から外傷以外は全て自費診療でいきましょう」

と伝えました。

その結果、全員が開業後すぐに治療院を黒字化し、中には開業後わずか8ヶ月で月商100万円を安定して稼ぎ続ける先生も出てきました。

一体なぜ開業は外傷以外は自費診療で始める必要があるのか?
詳しくブログにまとめました。

これから整骨院の開業を考えている。

あるいは整骨院の自費移行を考えている先生は、このブログがきっとお役に立てると考えています。

 

整骨院を開業した後に自費移行したら経費が倍以上かかる

保険診療をアピールした整骨院を作ると

最初にかかる諸経費(レセコンや医療機器、療養費代行にかかる経費)がかかります。

また、保険診療の整骨院から、自費診療をメインとした整骨院に切り替える際は、院内の動線や造り、外観まで変更する必要があります。

さらに、ホームページも自費診療の患者さんを集客するのと、保険診療の患者さんを集客するのとでは、文章やデザインも変える必要が出てきます。

そればかりか、自費診療の整骨院に変更する時は、完全予約制のシステムを導入する必要がありますので、ホームページにも予約システムを作る必要があります。

保険診療の整骨院から自費移行する際は、安く見積もっても、50万円以上の費用が必要となります…。

ですので、途中から保険診療の整骨院を自費移行するよりも、最初から外傷以外は全て自費診療の整骨院を作った方がいいと考えています。

 

整骨院で保険診療が使える外傷って一月何人くらい来院する?

開業した先生をサポートさせていただき感じたことは、外傷で来院なさる患者さんは月に1、2人ぐらいだということでした。

保険請求のレセプト1、2枚の為に、保険診療用の設備を導入する費用は果たして割に合うのか?

疑問に思うところです。

今はどれだけかかるか分かりませんが、協会にかかる費用、私が開業した時にも療養費代行には入会時や、月々にかかる費用がありました。

さらに、レセコン導入にも開業した時にそれなりの費用がかかりました。

「整骨院が安定したら自費移行したい」と、お考えでしたら最初から自費診療の整骨院を作るための内装や外観、ホームページを作成するために注力した方が余計なお金もかかりません。

そして、開業後は自費診療用の院内動線や治療の流れ、予約システムを作り込んでいくことで安定した整骨院経営が可能となります。

 

整骨院院内に保険診療と自費診療の患者さんが混在すれば破滅の始まり

 

突然ですが、私たちが行う治療って目に見えるものではありません。

例えば飲食店でしたら、目の前の牛丼やラーメンといった料理は全てが視覚化できます。

でも私たちの治療は

・治療後の可動域が変わる
・姿勢が変わる
・腫れが引く
・体の左右非対称が変わる

という形でしか視覚化できません。

仮に、自費診療の患者さんと保険診療の患者さんが同じ空間にいたとします。

自費診療の患者さんは受付で1万円を支払う。

しかし、保険診療の患者さんは受付で千円以内の金額だった。

このような状況なら、1万円を支払った人はどう考えるでしょうか?

「なんであの人は千円以内で、治療を受けることができるんだ?」

と、クレームになるのも無理のないことだと思います。

保険診療から自費診療に変わるときはお金がかかるだけでなく、スタッフの教育も必要になります。

その期間、労力、費用を考えた上で、開業する時から自費診療の整骨院を作ることをおすすめします。

 

保険診療メインの整骨院でしか働いたことがなかった私の経験

保険診療の整骨院で修行されていた先生は、自費診療の整骨院をどうやって作ればいいのかわからないかもしれません。

実は、私も保険診療の整骨院でしか働いたことしかなかったため、自費移行する時にはとても不安でした。

保険診療の整骨院では、受付で千円以上のお金を受け取ったことはありませんでした。

自費移行を決断した時は

「患者さんが窓口で6千円〜8千円のお金を支払ってくれるのか?」
「受付で千円以上のお金をいただいても良いのだろうか?」

と不安で仕方がありませんでした。

ですので、自費診療の整骨院を開業する前は、自費診療で人気の整骨院へ見学に行くことをおすすめします。

もし、知り合いで自費診療の整骨院を運営している先生がいらっしゃらないのでしたら、自費診療の整骨院に何回か通ってみて、実際に治療を受けてみるといいイメージを掴めるかもしれません。

整骨院を開業時に「保険診療の整骨院が安定してから自費移行するべきか?」とお悩みでしたら、迷うことなく、最初から自費診療の整骨院を作ることをおすすめします。

音声 https://anchor.fm/9870/episodes/OR-e1uh6s1

整骨院を開業した後に失敗を避け、安定した経営を実現するサポート

 

最後に、私が主催しています治療院成功塾について、紹介させてください。

治療院成功塾では

これから整骨院、鍼灸院を開業したい

今後、保険診療の整骨院から自費診療の整骨院に切り替えたい

そんな先生方をサポートする取り組みを行っています。

 

昨年は開業した先生方全員が短期間で黒字化に成功しました。

中には月商100万円を稼ぎ続けている先生まで出てきました。

自費移行した先生も、すぐに整骨院経営を安定させています。

もし整骨院の開業や自費移行でお悩みでしたら、治療院成功塾のサポートがきっとお役に立てると考えています。

「治療院成功塾って一体どんなことをしてるんだろう?」

とお考えでしたら、LINEのQRコードを読むURLから私の方に気軽にメッセージをください。

https://lin.ee/1PVAAYvVM

最後までブログを覧いただきありがとうございました。

このブログがお役に立てば嬉しく思います。

 

(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)

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