お上からの警告!学ばない選択肢はない…今後は治療家もリスキリングが大切な理由

厚生労働省のホームページを見ると、【職業訓練や助成金などを活用 全世代リ・スキリングのすすめ】
について書かれています。

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/magazine/202411_002.html

そもそもリスキリングとは、どういう意味なのでしょうか?

また、私たち治療家が市場の変化に対応するためには、どのようなことに取り組めば良いのでしょうか。

治療院経営を安定させるには、継続的な学びが必要になる理由

こんにちは、治療院成功塾を主宰しています、作尾大介です。

最近「リ・スキリング」という言葉を目にすることが頻繁にあります。

一体どういう意味があり、またどのような意図で取り上げられているのか。

気になったので調べてみると、

リスキリングとは、新しい仕事や役割、市場の変化に対応するために、必要な知識やスキルを新たに学び直す(再習得する)こと

とのこと。

では、どうしてこのタイミングでリスキリングを政府や省庁は推奨するのか。

AIでも調べてみました。

簡単に言うなら、このままだと、日本全体が立ち行かなくなるからです。

昔ながらの仕事・業界は縮小
新しい分野(IT・ヘルスケア・教育・データ活用など)は人手不足

つまり国の視点では、

「働ける人はいるのに、必要な仕事に合う人がいない」

という、非常に効率の悪い状態になっています。

このズレを埋めるために、

「今いる人に学び直してもらうしかない」

それがリスキリングです。(AI調べ)


治療院業界も、このような潮流は対岸の火事のような事象ではありません。

・保険財源に依存している
・人口減少の直撃を受ける
・廃業が増えている
・高齢化で働き続けにくい

このような問題が治療院業界にも影響を及ぼす恐れがあるため、リスキリングの対象だと考えます。

超高齢化に加えて人口減少…これからどうやって整骨院や鍼灸院を運営していくのか

昔の日本は、

  • 終身雇用
  • 年功序列
  • 会社が社員の人生を面倒見る

 

というモデルでした。現代でも大企業や大手の中小企業なら、今もこのような雇用形態が可能かもしれません。

 

ですが、整骨院や鍼灸院といった療術業では年功序列で給料が上がり続け、会社が社員の人生を最後まで面倒を見てくれるという企業は、ほとんどありません。

 

また、整骨院や鍼灸院といった療術業は、2025年に入り廃業件数が過去最高になっています。

「療術業(マッサージ業)」は、「鍼灸院」「接骨院」「マッサージ店」など多くのサービスに分類される。
2025年上半期(1-6月)の倒産(負債1,000万円以上)は55件(前年同期比17.0%増)で、過去最多を更新した。

https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1201547_1527.html
東京商工リサーチより引用

政府や省庁が訴えかける「リスキリング」は「会社が個人を守る」から

「個人が生き残れる力を持つ」ことへの警告のようにも取れます。

 

では、治療院の経営者や施術家は、これからどのように順応していく必要があるのか。

何度も書きますが、リスキリングとは

新しい仕事や役割、市場の変化に対応するために、必要な知識やスキルを新たに学び直す(再習得する)ことです。

治療家がリスキリングするなら、過去に学んだ技術や知識を学び直す、あるいは技術の研鑽を継続する必要があると考えます。

 

そもそも、治療家は技術がなければ成り立ちません。

 

そして、技術は研鑽し続けていくことで磨かれてきます。

「たった1回で〇〇が治る」
「〇〇すれば体が良くなる」

といった、1回もしくは数回出ただけでマスターできるテクニックセミナーのキャッチコピーは、あり得ないことを政府や省庁のリスキリングの呼びかけによって証明されたように思います。

60歳を超えても多くの患者さんから支持され、成長する治療家

私は20代まで空手を10年以上習っていましたが、今は昔は平気だった稽古の5分の1もこなすことはできません。

きっと組み手をすれば、色帯の中学生にボコボコにされると思います。

もう体力も技術もなくなりました。

きっと、このブログを読まれている方も、学生の頃と同じようなパフォーマンスでスポーツや習い事ができなくなっているかもしれません。

でも施術は、走り込みをしたり、ウェイトトレーニングをするようなフィジカルは必要ありません。

・手の感覚
・体の使い方
・呼吸の取り方
・患者さんの訴えや検査、触診、視診、聴診から病態を読み解く知識

これらは、定期的にフィードバックを得たり技術の指導を受けなければ劣化していきます。

つまり、技術や知識は学び続けていなければ劣化するわけです。

今後、施術家が個人で生き残る力を身につけていくためには、

 

  1. 技術や知識の研鑽
  2. 患者さんに検査の初見や来院プランをわかりやすく伝える言語化力
  3. 患者さんだけでなく、スタッフや地域の方々と関係性を深めるコミュニケーション力
  4. スタッフを雇用し続けていくマネジメント力
  5. 環境や時代の変化に対応できる経営力

 

上記5つの能力を高めながら、自身の将来の方針を決める人生設計が必要になると考えています。

治療の技術は、信頼できるセミナーに通い続けること。
知識は、目の前の患者さんのお悩みを解決していくために、医学書や論文を読むこと。

上記2つのことを継続することで補うことが可能です。

さらに、言語化力、コミュニケーション力、マネジメント力、経営力を身につけることで、これからの日本で安定した治療院経営が可能となります。

 

学ばない治療家が迎える終末…すでに始まっている治療院廃業へのカウントダウン

政府や省庁はリスキリングを呼びかけています。

もし学ばない、となればどうなるのでしょうか?

政府や省庁だけではなく、今は会社の上司も、「あなたは学ばないなら廃業(退職)しなさい」
とは絶対に言いません。

私も言いたくても言えません。笑

では、どうなるのか。

それは、選択肢がなくなるということです。

 

レセプトでは、保険依存の部位転がしや置き換え請求、あるいは怪我をしたことにしての請求に対して、患者照会や締め付けが強くなっています。

また、最近では保険証もマイナ保険証に切り替わりました。
加えて、役所や行政の手続きも電子化が進んでいます。

このような変化に対応せず、現状維持のままだと、確実に仕事が減り、収入も減少していきます。

そればかりか、国の補助金や助成金も、

・DX導入
・業態転換
・生産性向上
・人材育成
・リスキリング

と、「学ぶ人」を対象にした支援がほとんどです。

 

つまり、新しい仕事や役割、市場の変化に対応するために、必要な知識やスキルを新たに学び直す意欲のない人に対しては、徐々に選択肢が奪われ、切り離されていくことになります。

これからは、治療の技術と知識はもちろん、変わり続けていく社会と共存していくスキルが必要不可欠になります。

 

そのために、治療家も、言語化力、コミュニケーション力、マネジメント力、経営力を学ぶことは必須になっていると考えます。

 

10年後も安定した治療院経営を目指す整骨院・鍼灸院・整体院の先生をサポート

最後までブログをお読みいただき、ありがとうございました。

治療院成功塾では、施術家に技術や知識をお伝えしている団体ではありません。
しかしながら、技術や知識を学び続けてこられた施術家の先生に、
言語化力、コミュニケーション力、マネジメント力、経営力を高める手法をお伝えしています。

もし、

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・これから整骨院・鍼灸院を開業したい
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治療院成功塾では、問診・コミュニケーション・マネジメント・経営戦略まで、治療院経営に必要なすべてを学ぶことができます。

もし、治療院成功塾に興味のある先生は、こちらからお問い合わせください.

 

最後までブログをお読みいただき、ありがとうございました。
このブログが、先生方の治療院経営にお役に立てれば幸いです。

 

(監修:治療院成功塾 主宰 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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