「整骨院の明細書が義務化…これからどうすればいい」
ある先生から不安な面持ちで相談をいただきました。
整骨院の明細書が義務化…今後の整骨院業界の運営方法を考える
こんにちは
治療院成功塾を主催しています、作尾大介です。
この度、ある先生から
「会計の際に明細書を発行することが義務化される…今後の整骨院はどうやって運営すればいいのか?」
という質問をお伺いしました。
整骨院の明細書は義務化される可能性があります。(常勤職員が3人以上の施術所は、正当な理由がない限り明細書の発行が必要になります)
柔道整復療養費の令和4年度料金改定(案)、 明細書の義務化について
明細書が義務化されると、受付時の対応に時間がかかるだけでなく、どんな理由で保険請求をしたのかが明らかになります。
明細書が義務化された後は、整骨院はどのように対応したらいいのでしょうか。
詳しく調べたことをブログにまとめました。
ぜひ最後まで読んでみてください。
明細書の発行がされたとき、整骨院業業界の動向はどうなる?
明細書の発行によって、整骨院で起こるかもしれない問題についてまとめてみました。
1 整骨院の明細書の発行にかかる時間と手間
受付業務にお金の受け渡しや、レセプトや領収書等のやり取りだけでも時間がかかっていたことに加えて明細書の発行。
さらに、患者さんからの明細書の質問や説明に5、6分の時間がかかることになります。
もし、受付スタッフ雇用されていない、コンピューター等で出力できる環境ではない場合は、もっと時間がかかるとことになるかもしれません。
2 明細書が証拠になる
明細書を発行したということは証拠が残ることになります。
もし、肩こりや腰痛を捻挫や打撲で保険請求をした時は、患者さんに渡した明細書が不正の証拠になります。
さらに、患者さんは明細書を見て、自分の症状は保険診療の範疇内だったのかをスマホひとつで調べることができます。
患者さんが「これは違う!」と気付いた場合に、通報の恐れもあります。
患者さんとしても「保険診療の症状じゃないのに保険請求で対応されている」と言う不信感を抱くことになります。
それだけでなく、こういった話はうわさで広がります。
その結果、整骨院の評判を下げ、最悪の場合は行政指導の対象になるかもしれません。
昔のやり方が通用しない整骨院業界…スマホ1つで不正がバレる
20年ほど前は、肩こりや腰痛に保険を使って来院される患者さんがたくさんいらっしゃいました。
ただ、今の時代はスマホ1つですべての情報が分かるようになっています。
明細書が義務化され、一度でも外傷以外の症状を保険請求すればしてしまったら、それは一生残る証拠になります。
今後、たくさんの整骨院が外傷以外は自費診療にする流れになることでしょう。
ですので、今のうちから自費診療を取り入れておくことで、今後の整骨院業界の動向に対応が可能になります。
そして、外傷だけ保険診療を適用し、他の慢性疾患は自費診療で対応する必要があります。
整骨院の明細書発行に対応した支援を活用
現在、整骨院の受付システムや設備の導入については色々と補助金や助成金が出ています。
補助金や助成金を上手に活用すれば、お金をかけることなく明細書の発行にも対応が可能です。
https://www.chusho.meti.go.jp/koukai/koubo/index.html
私が主催する治療院成功塾の会員の先生も、助成金や補助金を活用しシステムを導入するサポートをさせていただきました。
制度が変わる時には、政府や地方自治体の支援も増えてきますので、ぜひ活用することをおすすめします。
この度のブログが整骨院の自費移行や、開業をお考えの先生方のお役に立てれば嬉しく思います。
今後の整骨院の動向に影響を受けない整骨院運営をサポートしています
最後に私が主催しています、治療院成功塾について紹介させてください。
治療院成功塾では
・保険診療から自費移行したい
・開業する時は外傷以外は自費診療で整骨院を運営したい
そんな先生をサポートする活動をしています。
自費移行や整骨院開業をお考えでしたら、治療院成功塾で提供しているコンテンツがきっとお役に立てると考えています。
昨年は外傷以外すべて自費診療の整骨院を開業して、わずか8ヶ月で月商100万円を達成する先生がいらっしゃいました。
そして保険診療をやめて、すべて自費診療に移行した先生もいらっしゃいます。
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この度のブログがお役に立てれば幸いです。
(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)
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