整骨院のリピート率向上術:自費診療の問診から施術までの流れを公開【セミナーレポート】

「保険診療を活用した問診と、自費診療の問診ではこんなに違いがあるんですね!」

グループセッションにご参加された先生より、喜びの声を頂戴しました。

整骨院のリピート率向上術:自費診療の問診から施術までの流れとは?

こんにちは。治療院成功塾を主催している作尾大介です。
昨年9月に開催した治療院成功塾のセミナーでは、自費診療における問診の重要性について会員の皆様にお伝えしました。
保険診療での運営と自費診療での運営では、問診の方法、院内オペレーション、予約制度、さらには治療内容まで異なります。
保険診療を主体としていた整骨院が自費診療を導入する際には、患者様のニーズに合った問診を行わなければ、リピートには繋がりません。
技術向上や知識習得の努力を前提としていますが、問診の重要性を強調しております。
技術の向上に努めずに患者様をリピートさせることは、患者様からお金をむしり取ることに他なりません。
自費診療を求める患者様の多くは、長年の不調を抱えて来院されます。
慢性的な痛みは、一回の治療で完治することは稀です。
完治する例もありますが、それはごく一部です。
長年抱えた症状を改善するためには、複数回の通院が必要になると考えます。
このため、リピート率の重要性を特に強調しています。
昨年のセミナーでは、自費診療における問診の要点に焦点を当てて説明しました。

興味のある先生はじっくりとお読みください。

今後は整骨院に来院なさる自費診療の患者様のリピート率が重要となる

整骨院の自費診療の施術においては、技術がリピート率に影響する理由は前述させていただきました。

では、自費治療で新規患者さんを治療する際には、長年不調を抱えて来院なさった患者さんのお悩み事や不安に思っていることを問診においてお伺いする必要があります。

しかし、問診で患者さんにお話をお伺いする前に、整骨院の環境が自費診療の問診ができる構造になっている必要があります。 少し話は変わりますが、もしご自身が1万円ほどの料理を食べに飲食店を訪れた際

・お店がワンオペで忙しそうにしているため、気を遣って自分の希望する注文を頼めなかった
・立ち振る舞いやコミュニケーションも優れているが料理がまずい
・料理はうまいが、コミュニケーションが取れない
・料理はうまいが、店主の自己アピールが強い
・料理はうまいけど、スタッフのサービスレベルが低すぎる
・料理はうまいけど、料理店にゴキブリや虫が出る
・料理はうまいけど、店主がいつも鼻毛を出し鼻水を垂らしている
・お店の内装や外観は立派、さらに腕もいいけどオーナーが電話対応や、スタッフに対してめっちゃ偉そう

こんなお店ならいくら料理やサービスが良くても、再び来店することはないかもしれません…

この例を治療院に当てはめると、患者様に同じような感情を抱かせてしまった場合、リピートは期待できないでしょう。

従って、自費診療のリピート率を向上させるためには、問診や治療を行う前に上記のような問題を解決しておくことが重要です。

ですので、治療院成功塾のグループセッションでは問診以前の環境や施術者の接遇についてまず学びを深めました。

整骨院に来院なさる自費診療の新規患者さんがリピートする問診の極意

整骨院に自費診療を導入した際は、従来の保険診療の問診とは違った構造が必要になります。

もちろん、医療的なスクリーニングは重要です。しかし、前述したように自費診療を求める患者様の多くは、長年の不調を抱えて来院されます。

慢性的な痛みは、一回の治療で完治することはほとんどありません。

改善する患者様もいますが、ごく稀なケースだと考えています。

長年抱えた症状を改善するためには、複数回の通院が必要になります。

ですので、患者様を改善に導くお手伝いをするためには、リピートしていただく必要があります。

自費診療の問診では、医療的なスクリーニング以外に、患者様には

「長年不調を抱えているにもかかわらず、どうして今のタイミングで来院なさったのか?」

「症状があることでどんなことに不安を抱えているのか?」

「将来成し遂げたい願望は何か?」

「過去にトラウマになっていることは何か?」

といったことに意識を向けて、問診をする必要があります。

そのために患者様にお話をしていただかなければ、患者様の不安ごとや葛藤、願望を聴取することはできません。

上記事項を問診や施術中にお話いただいた後、患者様を施術することで、希望をもっていだけるか?

また、「この先生なら信頼して施術を任せられる」と、信頼関係を構築できるかが、リピートの鍵になります。

一回で全てを解決できれば何も問題ありません。

しかし、私のようなごく普通の施術者は慢性の症状を解決するために、数回の検査と施術が必要になります。

ですので、自費診療の施術では問診やコミュニケーションがとても大切になります。

 

型通りに話せば自費診療の患者さんがリピートする問診メソッド

技術には正しいやり方(型)があるように、問診にも型があります。

治療院成功塾では、リピート率の高い数々の先生の問診をもとに、この5年間リピートを獲得する問診をメソッド化しました。

昨年の9月のグループセッションでは、問診メソッドを会員の先生にお伝えし何度も本番さながらのロールプレイングを通じて、問診メソッドを頭と体に叩き込んでいただきました。

私を含めて、ご参加いただいた会員の先生も頭に汗をかき、くたくたになりましたが、皆様からは

「保険診療の問診とはこんなに違いがあるんですね」
「今までの常識が覆りました」

と、たくさんの喜びの声をいただきました。私としても嬉しい限りです。

 

自費診療の患者さんが喜んでリピートする問診メソッドを体験した先生たちの声

 

滋賀県 表川先生 柔道整復師・鍼灸師

問診で相手のことを知る、興味を持って話を聞き出すことが相手に安心感を与え、任せる体勢をつくることが分かりました。

質問の内容を頭の中で考えていましたが、興味を持つことにより聞きたいことがでてくることが分かりました。

今日も貴重な内容を教えていただきありがとうございました。

 

熊本県 K先生 柔道整復師・鍼灸師

 

本日も貴重なお時間を頂きありがとうございます。

ここ1ヶ月間、問診を中心に学ばせてもらい、保険の時の問診と自費の問診の違いに最初はとても戸惑いました。問診の型も定まっていない中で5回リピート率80%を超えるには繰り返しトレーニングが必要だと強く感じました。

10月から完全自費へ移行しますが、現状でできていないことを1つずつクリアし、月商100万を達成したい。

 

兵庫県 ちょう鍼灸整体院 ちょう先生 鍼灸師

この度も貴重な情報を教えていただきありがとうございました。

来院までのプロセスで、どのタイミングでどのようなメディアを使うかといった内容で

改めて整理できたことや新たに知れたことなど、大変勉強になりました。

また、問診のオペレーションでは、すればするほど自身の改善点が見つかり、特にできていない点についてはすぐに修正を行なってまいります。

今回もありがとうございました。

 

失敗を避け、最短で成功に導く整骨院の自費移行や開業のサポート

 

最後までブログをお読みいただきありがとうございました。

治療院成功塾では、

「これから安定した整骨院経営を実現したい」
「保険診療に頼らない整骨院を作りたい」
「この先何十年と続く治療院を目指したい」

そんな先生をサポートする活動をしています。

昨年は治療院成功塾のコンテンツを学んだ先生たちが、健康保険を活用することなく月商100万円を稼ぎ続ける結果を出してくれました。

※詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

 

 

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※治療院成功塾のサポートが気になる先生はこちらのブログをご覧いただけますと幸いです。

最後までブログをご覧いただきありがとうございました。

この度のブログが整骨院を開業したい、あるいは整骨院を自費移行したい先生のお役に立てば嬉しく思います。

 

(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)

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