整骨院・鍼灸院のキャンセル患者さんが1ヶ月後に復活来院!効果的なアフターフォロー戦略とは

「一度キャンセルされた患者さんは、もう戻ってこないのではないか」

「せっかく良くなりかけていたのに、通院が途切れてしまった患者さんにどう声をかけたらいいのか分からない」

「忙しそうにしているお客様に連絡するのは迷惑になるのではないか」

このような患者さんのフォローアップに関する悩みを抱えている整骨院・鍼灸院の先生も多いのではないでしょうか?

 

整骨院・鍼灸院のキャンセル患者さんが1ヶ月後に復活来院!効果的なアフターフォロー戦略とは

こんにちは、治療院成功塾を主宰しています、作尾大介です。

先日、治療院成功塾の会員の先生から素晴らしい実践報告をいただきました。

キャンセルされた患者さんに対して、適切なアフターフォローを行った結果、約1ヶ月後に復活来院されたという事例です。

今回は、この実際の成功事例をもとに、整骨院・鍼灸院での効果的な患者さんフォローアップ戦略について詳しくお伝えします。

なぜ整骨院・鍼灸院で患者さんの離脱が起きるのか?

 

患者さんが通院を中断する本当の理由

多くの先生が「患者さんが来なくなった = 効果がなかった」と考えがちですが、実際の理由は異なることが多いのが現実です。

整骨院・接骨院の業界情報を総合すると、患者さんの通院中断理由には以下のような要因が挙げられています:

外的要因による中断(最も多い)

・仕事や生活の忙しさによる時間的制約

・家庭の事情(育児、介護、家族の都合など)

・急な出張や転勤などの環境変化

 

患者さん側の判断による中断

・症状が改善したと感じたための自己判断での中断

・治療計画や通院の必要性への理解不足

・費用面の不安や経済的負担への懸念

 

コミュニケーション不足による中断

・治療方針の説明不足による不安

・次回予約の重要性への認識不足

・先生への遠慮や気遣い

実際の業界報告によると、治療効果に不満があって離脱する患者さんは少数派で、多くは外的要因や説明不足によるものもあります。

整骨院・鍼灸院特有の離脱パターン

 

整骨院・鍼灸院では、以下のような特有の離脱パターンがあります:

症状改善による自己判断での中断

・「痛みが和らいだからもう大丈夫」

・「日常生活に支障がなくなった」

・「完治したと思った」

 

季節的・時期的な要因による中断

・繁忙期の仕事(決算期、イベント時期など)

・家族の事情(介護、子育て、転勤など)

・季節的な忙しさ(お盆、年末年始、新年度など)

今回の成功事例でも、患者さんは「お盆の発注が忙しくてなかなか来れなかった」とおっしゃっており、まさにこの典型例と言えます。

アフターフォローが患者さんの復活来院に与える効果

 

なぜアフターフォローが効果的なのか

医療分野では一般的に、治療後のフォローアップが患者の治療継続率を向上させることが知られています。

特に手紙やハガキによるアフターフォローが効果的とされる理由は以下の通りです。

 

心理的な効果

・先生が自分のことを気にかけてくれているという安心感

・治療院への信頼感と親近感の向上

・治療継続への動機付けの強化

 

物理的な効果

・電話と違い、患者さんの都合の良い時に読める

・デジタルメッセージと異なり、手元に残る実体性

・家族も見ることで、通院への理解とサポートを得られる

 

タイミングの効果

・忙しい時期でもプレッシャーにならない

・症状が再発した時に思い出してもらえる

・適切な時期での再来院のきっかけとなる

つまり、キャンセル後のおハガキやお手紙を出した方が良いと言えます。

今回の成功事例から学ぶポイント

 

治療院成功塾の会員の先生の実践報告から、以下の重要なポイントが確認できました:

タイミングの重要性

・初回来院時から5回の通院までに、予約をキャンセルされた時点でのフォロー

・約1ヶ月という適切な期間での効果発現

 

内容の重要性

・患者さんの体調への気遣いを表現

・押し付けがましくない、選択の自由を残した表現

・専門家としての継続的なサポートの意思表示

 

結果の意義

・患者さんの本当の離脱理由が明確になった

・適切なフォローにより信頼関係が深まった

・長期的な治療関係の構築に成功

 

あくまでおハガキやお手紙は患者さんの立場になり、ご提案することが大切だと考えます。

効果的なアフターフォローの実践方法

 

ハガキフォローアップの基本要素

効果的なアフターフォローハガキには、以下の要素を含めることが重要です:

1. 感謝の表現(冒頭部分)

・来院への感謝

・時間を割いていただいたことへの感謝

・信頼していただいたことへの感謝

 

2. 気遣いと関心(中心部分)

・現在の体調への気遣い

・日常生活への配慮

・季節や時期に応じた配慮

 

3. サポートの提供(重要部分)

・継続的なサポートの意思表示

・気軽な相談の呼びかけ

・専門家としての安心感の提供

 

4. 温かな締めくくり(終盤部分)

・再会への期待

・健康への願い

・相手を思いやる気持ちの表現

治療院成功塾の先生は、上記内容のおハガキやお手紙によって、キャンセルされた患者さんが、再診患者さんとして来院する実績があります。

フォローアップのタイミング戦略

 

即座フォロー(キャンセル当日〜3日以内)

・キャンセル連絡への感謝

・急な事情への理解を示す

・体調への気遣いを表現

 

中期フォロー(1〜2週間後)

・症状の様子への関心

・日常生活での注意点の提供

・いつでも相談できることの再確認

 

長期フォロー(1ヶ月後)

・季節の変わり目への配慮

・継続的な健康管理の重要性

・定期的なメンテナンスの提案

つまり、定期的になおかつ細やかなフォローが実を結ぶことになります。

フォローアップの実践的なポイント

コスト効率の良さ

・ハガキなら1枚85円で実施可能

・一度テンプレートを作成すれば効率的

・患者さんの特性に応じてカスタマイズ可能

 

継続可能な運用方法

・スタッフとの役割分担

・患者さんの状況に応じた内容調整

・効果測定による継続的改善

ハガキやお手紙作りは、一見大変そうに見えますが一度作り込めばたくさんの患者さんに汎用性があります。

 

治療院成功塾の学習システムがもたらす成果

 

継続的な学びと実践のサイクル

治療院成功塾では、患者さんとの長期的な関係構築を重視した指導を行っています。

月次グループセッション

・実践課題の設定と実行サポート

・会員同士の成功事例共有

・専門的なフィードバックの提供

 

個別指導による質の向上

・各治療院の特性に合わせたカスタマイズ

・文章作成スキルの向上指導

・効果測定と改善提案

 

継続的なサポート体制

・実践結果の分析とフィードバック

・新しい手法の研究と共有

・業界トレンドの情報提供

実際の成功事例が証明する効果

 

今回ご紹介した事例のように、治療院成功塾で学んだアフターフォロー戦略により:

・キャンセルされた患者さんの復活来院を実現

・患者さんとの信頼関係をより深く構築

・長期的な治療関係の基盤を確立

・他の患者さんへの応用可能な手法を確立

多くの会員の先生方が、同様の成果を上げています。

アフターフォローを成功させるための重要なポイント

 

患者さんの立場に立った配慮

プレッシャーを与えない表現

・「〜しなければならない」という義務感を避ける

・「いつでもお気軽に」という選択の自由を提供

・「心配しています」という純粋な気遣いを表現

 

適切な距離感の維持

・過度な連絡は避ける

・患者さんのペースを尊重する

・一方的な押し付けにならないよう注意

継続可能なシステムの構築

効率的な運用方法

・テンプレートの活用による時間短縮

・患者さんの特性に応じたカスタマイズ

・スタッフとの役割分担による継続性確保

 

効果測定と改善

・復活来院率の定期的な測定

・患者さんからのフィードバック収集

・手法の継続的な改善

まとめ:患者さんとの長期的な関係構築が治療院経営を安定させる

今回の実際の成功事例が示すように、一度キャンセルされた患者さんでも、適切なアフターフォローにより復活来院していただくことは十分可能です。

重要なのは:

・患者さんの本当の離脱理由を理解すること

・継続的な関心と気遣いを示すこと

・プレッシャーを与えない適切な距離感を保つこと

・効果的なフォローアップシステムを構築すること

また、今回の事例では約1ヶ月後という時期での復活来院が実現しており、適切なタイミングでのフォローアップの重要性も確認できました。

患者さんとの信頼関係を深めるアフターフォロー戦略を学びませんか?

「患者さんの離脱を防ぎたい」

「復活来院率を高めたい」

「長期的な患者さんとの関係を築きたい」

そんな先生は、ぜひ治療院成功塾で具体的なフォローアップ戦略を学んでみませんか?

実践的なメソッドから、効果的なコミュニケーション技術まで、患者さんとの信頼関係構築に必要なすべてをお伝えします。

まずはLINEでお気軽にご相談ください。

[https://line.me/R/ti/p/%40464dvoau]

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

先生の治療院に通われる患者さんが、より良い治療環境で健康を維持していけることを心より願っています。

治療院成功塾 主宰 作尾大介

整骨院・鍼灸院の先生方が患者さんとの信頼関係を深め、安定した治療院経営を実現するためのサポートをしています。

(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)

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