「コロナの影響で患者さんが来なくなった」
「コロナで売り上げが下がった…本当に技術だけ磨いておけば整骨院はうまくいくの?」
「コロナの不安を取り除き、患者さんに来院してもらうにはどうすればいい?」
こんなお悩みを保険診療をやめて自費移行を考えていらっしゃる先生や、
コロナで収益が下がった先生からお伺いしております。
沢山の先生から同じようなお悩みをお聞きしたため、実際に治療院にお邪魔して、患者様とのやり取りを見させていただき気がついたことがありました。
それは、先生の技術が悪いことが原因ではありませんでした。
コロナ禍でも予約が取れない人気の整骨院の共通点とは
整骨院や鍼灸院に来院なさる患者さんは
「なぜ自分の体が悪いのか?怖い病気だったらどうしよう…」
「いつになったらこの痛みから解放されるのか?」
といった不安を抱えていらっしゃいます。
ですので、施術で体が良くなることはもちろん。
今の体の状態はどうなっていて、何が原因なのか?わかりやすく理解していただく必要があります。
しかし、初めて来院なさる患者さんは皆緊張されていらっしゃいます。
私が見学させていただいたある整骨院では、
患者さんは待合室にいる段階で緊張していて、手の汗を何度も自分のズボンで拭っていました。
こんな状態でご自身のお悩み事を打ち明けることは難しいと感じました。
患者さんが喜んで次回予約をとっていく整骨院の構造
私は人一倍緊張するタイプでした。
今はありがたいことに、講師を任せていただけたり、沢山の方の前で何度もプレゼンをする機会を頂いたのであがり症もずいぶんマシになりました。
昔は緊張しているときに質問をされても、いったい何を答えたか覚えていないこともありました。
この緊張を解きほぐしてくれたのが、友人や知人の声掛けや、プレゼンを聞きに来てくださった方々の笑顔でした。
きっと初めて整骨院に来院なさる患者さんも、同じように緊張していると思うのです。
話は変わりますが、コロナ禍でも施術の予約が取れない先生の治療院を数件見学させていただきました。
すると、全ての治療院に共通点がありました。
以下に詳しく書かせていただきます。
自費診療で患者さんから喜んで来院していただける整骨院の特徴
4月に新型コロナウイルスCOVID-19が流行したときに、廃業する整骨院が急増しました。
私の知っている3店舗の分院展開をしていた人気の整骨院も、コロナの影響を受け本院のみに業務縮小をすることになってしまったのです。
それとは反対にコロナ禍でも売り上げを伸ばし続けている治療家たちがいました。
この違いっていったい何なのでしょうか?
実際にコロナ禍でも売り上げを伸ばしていた整骨院を見学させて頂いたことをまとめました。
患者さんが喜んで次回の予約を取っていく施術の技術
厚かましくも施術まで見学させていただくと、ほとんどの先生は施術を15分くらいで完結されていました。
技術については見学させていただいた先生によって違う手技を使われていましたので、「これがをやればよ良い!」ということはありませんでした。
しかし、全ての先生に共通していことは、
・施術の前に必ず患者さんに理解してもらいやすいように検査をすること
・施術後はどんな変化が出たのかを患者さんにわかりやすく見せたり、伝えていること
でした。
時には施術後の変化を理解できない患者さんもいらっしゃいましたが、特に気にしている様子もなく次回の予約を取られていました。
患者さんは心底先生のことを信頼していることが見て取れました。
患者さんがリラックスできる治療院の内装
整骨院にお邪魔させていただきますと、待合室から施術室まで全くと言っていいほど余分なものがありませんでした。
特に施術室はシンプルに荷物入れが一つだけあるだけだったのです。
骨模型や解剖図、鏡といったものは、患者さんの目に見えない位置に隠されていました。
後でお話を伺うと、骨模型をみて子供が泣いたり、患者さんが鏡をみると緊張してしまうことがあったようです。
こうしたところも全てが患者さんの目線になっているんだと感じました。
受付スタッフの笑顔や声掛け
私が見学をさせて頂くときに、待合室で待たせていただいている間も受付スタッフの方が
「スリッパは必要ではありませんか?」
「もう5分ほどお待ちください」
と、笑顔で話しかけてくださいました。
また、患者さんが来院されたときには
「申し訳ありません、消毒と検温にご協力ください」
「診察券をお願い致します」
と、細かなことまで伝えていらっしゃいました。
こうした小さな心遣いが患者さんの緊張を解きほぐし、施術を受ける準備ができるのだと思いました。
コロナの影響で廃業する整骨院が増加…どうするこれからの柔道整復師
コロナ禍でも収益を上げ続けている整骨院の先生は、技術の勉強はもちろんですが患者さんやスタッフにまで心配りをされていました。
こうした人間性はすぐに身につくものではないと、素敵な先生たちを見て痛感しました。
また、コロナ禍でも予約が取れないような先生達は、ご年配の患者さんには極力体の負担がすくないテクニックを使い
スポーツ選手の方には、早い刺激を入れるようなテクニックを使い施術されていました。
施術においても患者さんに合わせていらっしゃったのです。
私も治療家ですので、技術の習得はもちろんですが患者さんに最も適した施術ができるように精進したいと思います。
この度の記事が整骨院を運営していく、あるいは整骨院を開業するさいのお役に立てれば幸いです。
最後に
最後に治療院成功塾のセミナーのお知らせを書かせていただきました。
12月12日土曜日17時より、
「コロナ禍にしかできない、整骨院の自費診療の収入を倍にする方法」をお伝えさせて頂きます。
※会場は兵庫県のJR加古川駅周辺の予定です。
参加費 3000円(税込み)
定員は5名まで(残り4名)
締め切りは11月29日までとさせて頂きます。
もし、セミナーに参加したいとお考えでしたら、下記QRコードを読み取り、治療院成功塾のLINEの方にご連絡いただくか、
こちらのメールアドレス(chiryoinjihi@gmail.com)の方に
「セミナーに参加したい」とメッセージをお願いいたします。
セミナーは堅苦しい内容ではありません。
「どんなことを話すのだろう」くらいの気持ちで来ていただければ幸いです。
(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)
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