「患者さんのリピート率が良くならない・・・」
「患者さんに一回で治してくれと言われたら何も言い返せない」
私自身がこんな問題を解決した方法をブログにまとめさせて頂きました。
腰痛や肩こりと言った慢性痛を1回で治す神の手を持つ治療家とは
こんにちは、治療院成功塾を主催しています、作尾大介です。
この度はある先生から質問をいただきました。
「患者さんが1回の施術で治してほしいと言われる…こんな時はどうしたらいいですか?」
というご質問をいただきました。
これは答えにくい質問ですよね…頭を抱えるのも無理のないことかと思います。
軽度の症状なら一回でも治ることはあっても、慢性化した症状を100%、1回で治せるほどの神の手を持つ治療家はいまだに見たことがありません。
もちろん、私も到底無理なことです。
でも、長年の腰痛や肩こりも一回で治ると期待して、来院なさる患者さんはいらっしゃいます。
この度はそんな時にはどうしたらいいのかをまとめています。
もし、整骨院の問診やリピート率が悪いとお悩みでしたら、この度のブログ記事がきっとお役に立てると考えています。
じっくりお読みいただけますと幸いです。
今後、整骨院業界で必要となる問診とコミュニケーションのテクニック
急性症状ならすぐに良くなることもありますが、慢性痛や何年もかけてなった症状を1回で治すのはとても難しいことだと考えています。
私自身が神の手と呼ばれるような治療家ではありませんので、1回で痛みを全て取るのは不可能に近いことだと思います。
やはり、慢性化した症状は何度か通院していただかないことには、改善が見込まれないと考えています。
ですので、「整骨院へ行けば必ず全てが1回で良くなるんだ」
という考え方を
「数回通わないと良くならない」
という思考に切り替えていただかないことには、信頼関係を築くことができません。
その結果、施術の途中で来院をやめてしまうことになる可能性があります。
整骨院のリピート率が上がり、施術効果まで上がる問診とは?
もし、患者さんが「一回で治してほしい」というお願いをしてこられた時にはどうしたらいいのか?
そんな患者さんも、問診の時に
「今までずっと痛かった」
「もう何年も痛い」
とおっしゃることがあると思います。
まずは一回で治してほしいという気持ちと、今まで辛かった気持ちを受け止めて
「辛かったですね」「大変でしたね」と、患者さんの気持ちを承認することが大切だと考えています。
その後は
「それはいつからでしょうか?」
「最初のきっかけは?」
と、質問しながら本人の記憶を遡っていくことがポイントになります。
患者さんの過去を一緒に遡っていくと、過去の思い出を共有できるようになり、治療家と信頼関係を構築できます。
そればかりか、患者さん自身にご自身の症状が昔からのものだと理解していただけます。
気難しそうな患者さんが進んでリピートしてくださる問診と施術
一回で治ると思っていた症状も、積み重ねた疲労によって起きていることを理解していただけると、次はどのように治していくかを説明する必要があります。
しかし、説明は専門用語を使ってしまうと、患者さんには理解していただくことはできません。
さらに、慢性化した症状で苦しまれている患者さんは、今まで複数の医療機関を受診していることもあります。
ですので、患者さんに嫌な思いをさせることなく、説明をする必要があります。
ではどのように伝えたらいいのか?
それは、メンテナンスが必要な日常のものに例えて、説明することで患者さんに理解をしていただけるようになります。
例えば主婦の方でしたら
「包丁って毎日研ぐことによって、切れ味のいい状態を保てるんじゃないでしょうか」
「でも錆びたまま放っておくと手入れが大変だと思います」
患者さんに日常でメンテナンスが必要になるものを交えて、体の症状を説明することがポイントになります。
その上で施術前と施術後の変化が明確に分かるように、ビフォー&アフターを出せば
「ここなら良くなるかもしれない」
という希望を持っていただけるようになります。
「一回で治してくれ」という患者さんが苦手な方は、この度のブログの内容を実践していただけたらと考えています。
※それでも絶対に一回で治してくれという患者さんは相談の上、お断りしても良いかと思います。
音声 https://anchor.fm/9870/episodes/1-e1eihmr
最後に
最後に私が主催している治療院成功塾の紹介をさせてください。
治療院成功塾では、保険診療から自費診療に変える。
あるいは、整骨院をいずれ開業したいと考えている。
そんな先生をサポートさせていただくコンテンツを提供しています。
もし、整骨院の自費移行や開業でお悩みでしたら、治療院成功塾のコンテンツがきっとお役に立つと考えています。
興味がありましたら、下記LINEのQRコードをお読みいただきメッセージをいただけますと幸いです。
「このブログで言ってることって本当?」
「ブログに書いていたことをもっと具体的に教えてほしい」
ぐらいの軽い気持ちでメッセージをいただけたら嬉しく思います。
(監修 柔道整復師・鍼灸師 作尾大介)
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